5.花祭りの娘

作词:日山尚
作曲:岩垂德行

青い空の果て 朱に暮れる云
立ち上る烟が 收获の合图

大门の路地から 荷车轧ませ
新しき实りを 街へともたらす

花の祭り始まるまでに
发饰り编んで 君に赠ろう

夕阳が落ちたら 外へ出ておいで
宵の帐が 街を守り迎える

まだ知らぬ人と 笑いを交えて
分け合おう 木の实と惠みの杯

花びら浮かべて倾けた
果实酒は胧(おぼろ)に明日を见せる

想いの数だけ 人は火を灯す
ささやかな幸せを温めるため

出会いの数だけ 人は轮をつくる
满たされぬ命を足し续けるため

この夜を称え合いながら
赈やかな乐に乘って踊ろう

笼を天高く揭げ 花を降らせる习わし
蔷薇が选んだ娘は 永久に惠み授かる

喜びの数だけ 两の手を叩こう
生きている この时间を 确かめるため

祈(ね)ぎ事の数だけ 歌を呗い上げよう
瞬いた星々にも 愿いを挂けて

夜更け 微睡みかけた君が
纺ぐ梦で未来の机织り
どんな色に染めていくのか
花の祭は まだ终わらない…